委託して興奮させないことが大切である

修理隊

スズメバチの攻撃とは

ミツバチの毒針には返しがありますがスズメバチやアシナガバチの毒針には返しがなく何度でも刺すことができます。そのため一度刺しただけで終わるとは限らず危険な距離にとどまると短時間で繰り返し刺されることがあります。スズメバチはまず巣を守るために相手を警戒しカチカチと大顎を鳴らす威嚇や顔の前を横切る飛行を見せることがあります。その段階で敵と判断すると刺す行動へ移ります。蜂の巣駆除の現場ではこの前触れを見落とさないことが重要で羽音が急に近くなる。同じ蜂が頭の高さを往復する。通路をふさぐように飛ぶといった変化があれば巣に近づきすぎている可能性があります。スズメバチの攻撃は飛びながら腹部を曲げて先端にある毒針を直接突き刺す方法だけでなく脚でしがみついて体を固定しながら何度も刺す方法もあります。飛びながらの刺傷では接触時間が短くても痛みは強く現れます。しがみついて刺す場合は毒液が深く入りやすく同じ場所を繰り返し刺されることがあるため大きなダメージになりやすくアナフラキシーショックにつながる危険も高まります。スズメバチの毒針は強く衣類の上からでも届くことがあり厚手の生地でも安全とは言えません。庭木の手入れやごみ出しや物置の開閉や水道メーターボックスの確認のような日常作業でも巣の近くでは同じ危険があります。とくに軒下や戸袋や換気口の裏や給湯器の上部や配管の取り合い部分は見落としやすく顔や手を近づけやすいため注意が必要です。
また蜂の巣を駆除するための防具を着ていても安心しきることはできません。刺されることを防げたとしても毒液を噴射されることがあり目に入ると強い痛みでしばらく目を開けにくくなることがあります。状況によっては視界を失い転倒や二次災害につながるおそれもあります。刺すだけでなく噴射して攻撃することもあるため巣の真正面に立つ行為や顔を近づけてのぞき込む行為は避けた方が安全です。駆除の前段階でも同じで巣の位置を確認しようとして壁のすき間や天井裏の点検口へ顔を寄せると危険です。巣が見えなくても羽音が続く時や蜂が同じすき間へ一直線に入る時は近くに巣がある前提で行動し距離を取ってから周囲へ知らせることが大切です。

スズメバチの習性

スズメバチは社会性昆虫であり女王バチと働きバチで構成される巣を作ります。女王バチは春に活動を再開して小さな巣を作りその中で卵を産みます。孵化した幼虫を育てながら最初の働きバチを増やし巣は夏に向かって急に大きくなります。働きバチは巣の構築や餌の採取や幼虫の世話や外敵への警戒など巣に関わる作業を分担します。春の巣は小さく見つけにくいですが夏以降は出入りする蜂が増え玄関や通路や駐車場やベランダの近くで危険が高まりやすくなります。
スズメバチの巣は木や土や岩だけでなく建物の外壁や屋根裏や壁の中や地中や樹木の内部などさまざまな場所に作られます。巣は卵形や球形や円筒形に見えることがあり木の繊維と唾液を使って紙のような材料で作られます。外から巣が見える場合もありますが見えない空間に広がっていることも多く出入口だけが確認される例もあります。人が見つけにくい場所ほど巣が大きくなるまで気づかれにくく水道配管の裏やメーターボックスの付近や室外機の脇では点検の時に急接近してしまうことがあります。
スズメバチは自分たちの巣や女王バチや幼虫を守るために攻撃します。攻撃性という言葉だけで片づけるより巣を守る習性が強いと理解する方が現場では役立ちます。人が近づく動きだけでなく草刈り機の振動や扉の開閉や高圧洗浄の音や脚立の接触も刺激になります。見分け方としては巣の近くで頭の高さを飛ぶ。一定の距離でつきまとう。低い羽音が太く聞こえる。複数が同じ方向から現れるといった変化が目安になります。こうした前触れが出た時は手ではらわずその場の作業を止めて静かに離れることが大切です。

スズメバチの種類
日本には多くのスズメバチの種類が生息していますが一般的によく知られているスズメバチには以下のような種類があります。種類ごとに巣を作る場所や飛び方や危険の出方が少しずつ異なるため見分け方を知っておくと駆除の判断に役立ちます。

●チャイロスズメバチ
●コガタスズメバチ
●モンスズメバチ
●ツヤクロスズメバチ
●キイロスズメバチ

これらの種類のスズメバチは体色や巣の形状や営巣場所が異なるためそれぞれ見分けることができます。たとえばキイロスズメバチは人家の近くでも問題になりやすく壁の中や天井裏や戸袋など見えにくい場所を使うことがあります。コガタスズメバチは軒下や樹木に巣が見えることもあります。種類によって危険度や防衛の強さも変わるため適切な対策を行うためには正しい種類の推定が重要です。とはいえ現場で無理に近づいて判別する必要はありません。離れた位置から巣の場所と出入りの様子を確認し種類が不明な時はそのまま害虫駆除業者へ伝えるだけでも十分に判断材料になります。

毒性が一番強いスズメバチ
スズメバチの危険性は毒そのものだけでなく刺される回数や部位や体質によっても大きく変わります。大型のスズメバチでは一度の刺傷でも強い痛みや腫れが出やすく複数回刺されると発熱や動悸やめまいや吐き気などの全身症状につながることがあります。過去に刺された経験がある人では少量の毒でもアナフィラキシーショックが起こる場合があるため種類が何であっても軽く見ないことが大切です。現場では毒性の順位を気にするよりも巣に近づかないことと初期対応を誤らないことが重要です。大きな個体が一匹見えた時や地面の穴や壁のすき間へ出入りが続く時は危険な巣が近い可能性があります。とくに屋外水栓のそばや植え込みの中や屋根の端などでは視界が限られるため接近前の確認が欠かせません。

スズメバチに刺されてしまったときの応急処置方法
スズメバチに刺された場合は以下の応急処置を行うことが重要です。刺された直後は痛みや驚きで慌てやすいですが巣の近くにとどまる時間が長いほど再び刺される危険が高くなります。まずは攻撃圏から離れることを優先します。

安全な場所へ移動する: スズメバチに刺されたらできるだけ速やかに安全な場所に移動しましょう。蜂の攻撃から逃れるために巣から遠ざかることが重要です。走り回るより建物の中や車内のような閉じられる場所へ移動できるならその方が安全です。周囲に人がいる場合は近づかないよう声をかけることも大切です。
刺された箇所を冷やす: 刺し傷は炎症や腫れを引き起こすことがあります。刺された箇所を冷やすため氷や冷水を使って冷やすことが効果的です。ただし氷を直接肌に長く当てないようにし布などを介して冷やします。安静を保ちながら痛みや腫れの広がりを見ます。
刺された箇所を清潔に保つ: 刺された箇所は清潔に保つことが重要です。刺し傷を清水で洗い流し必要に応じて清潔なガーゼなどで保護します。患部を強くこすったり不用意に触れ続けたりしない方がよいです。刺された直後は周囲にまだ蜂がいないかも確認します。
症状の観察と病院への受診: スズメバチの刺傷は個人によって症状や反応が異なります。刺された後に以下の症状が現れる場合はすぐに医療機関を受診する必要があります。初回の刺傷でも起こることがあり以前平気だったから今回も大丈夫とは限りません。
・呼吸困難や息苦しさ
・蕁麻疹やじんましんの発疹
・動悸やめまいや意識の低下
・嘔吐や下痢や腹痛
・口やのどの腫れや蕁麻疹
医師による適切な診断と治療が必要ですので症状が重い場合や心配な場合は迅速に医療機関を受診して下さい。刺された場所が顔や首の近くで腫れが強い時や複数回刺された時も早めの受診が望まれます。蜂の巣駆除の現場では刺傷への対応と同時に再接近しないことが重要です。巣の撤去は応急処置の後に害虫駆除業者へ相談し高所か地中か壁内かといった場所の情報や蜂の出入りの様子を伝えると判断しやすくなります。自己判断でそのまま戻って巣を確認しようとすると二度目の被害につながることがあるため避けた方が安全です。



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