【作業前の様子】花壇に近づくと「カチカチ」と音がして蜂の巣があるみたいで調べてほしい。植物の手入れや水やりをするたびに気になり小さなお子様も花壇の近くを通るため早めに確認したいというご相談でした。
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家の花壇の中で蜂の巣が出来ているみたいで近づくとカチカチとかなり大きい音がして離れると音が止まるという状態でした。最初は葉のこすれる音かと思いましたが近づく距離で反応が変わるので不自然に感じました。花壇のまわりは子供が通る場所でもあり水やりや草取りのたびに近づく必要があるのでそのままにしておくのは危ないと思いました。主人に相談したら蜂が巣を作っている可能性があると言っていたのでスマホで検索して調べてみたところ威嚇音を出す蜂はスズメバチのことが多いと分かり不安になりました。見えている巣がなくても草や石の陰や地面に近い空間に入口だけが隠れている場合があると知り子供が刺される前に確認してもらおうと思って相談しました。一度下見に来てくれるということでしたのでお願いして調べてもらったところ主人が言っていた通り花壇の奥にスズメバチの巣があり本当に驚きました。自分たちでは土のくぼみや植木の株元ばかり見ていて分かりませんでしたが入口が見えにくい位置にあり近づいた時の振動で蜂が警戒していたそうです。その日のうちに防除してくれて解決することができ今まで子供が刺されなくて良かったと心から思いました。今後は花壇の手入れをする前に蜂が出入りしていないかを先に見て気になる音や飛び方があれば近づかないようにしようと思います。
担当スタッフから
今回はキイロスズメバチの巣の駆除でお伺いしました。花壇に近づくと聞こえる「カチカチ」という音は警戒時の威嚇音として現れることがありご相談内容の時点でスズメバチの可能性は高いと判断していました。現地では花壇の植栽と土留めの陰にできた空間を利用して巣が作られており外からは全体が見えにくい状態でした。見えている巣がないから安全とは言えない典型的な事例で水やりや除草や落ち葉の掃除のたびに刺激を与えやすい位置でした。小さなお子様が通る動線にも近かったため危険度は高く早めの対応が必要な現場でした。今回は出入りの向きと威嚇の反応を確認し安全を確保したうえで防除を進めおよそ三十分で作業を完了しました。花壇や植え込みの中では蜂の巣の入口だけが隠れていることがあり無理に探そうとして近づくとかえって危険です。今後も同じように近づいた時だけ音がする同じ場所で蜂が旋回する水やりのたびに蜂が現れるといった変化があれば早めの確認が安心につながります。
花壇の中で巣をつくる蜂
花壇の中で巣をつくる蜂は一種類だけではありません。花が多く水分があり土が柔らかい場所は蜂にとって餌場にも隠れ場所にもなりやすく土のすき間や石の間や植木の根元の空間が利用されることがあります。おとなしい種類が一時的に花へ来ているだけのこともありますが同じ場所へ何匹も出入りする近づいた時だけ警戒音が出る低い位置から蜂が飛び上がるという状態なら巣が近くにある可能性があります。花壇では葉や花に目が向きやすく地面の近くにある入口を見落としやすいため巣の本体が見えなくても安全とは言えません。子供が花を見たり草取りをしたり散水ホースを扱ったりする場所では振動や接近がそのまま刺激になりやすいので普段使う場所ほど注意が必要です。
スズメバチが巣をつくることがないのか?
スズメバチは木の枝や軒先だけに巣をつくるとは限りません。種類や周囲の環境によっては地面に近い空間や石組みの裏や植木の根元の陰や資材のすき間を利用することもあります。花壇の中では葉が茂って視線を遮り土がやわらかく人が長時間のぞき込まないため外から分かりにくい状態で巣が育つことがあります。とくに近づいた時に顎を鳴らすような音がする場合や顔の高さまで飛んでくる場合は巣の防衛反応が始まっている可能性が高く単なる通り道ではないことが多いです。見えている蜂が少なくても巣の内部や周囲に複数の働き蜂がいることがあり小さい花壇でも油断はできません。見た目だけで巣がないと判断せず出入りの向きと反応の強さを見ることが大切です。
花壇の中は、安全か?
花壇の中は一般的に安全と思われがちですが蜂の視点では人が定期的に近づいてくる場所です。水やりで土や茎に振動が伝わり草取りで手や顔が低い位置へ入るため巣に近いほど危険が高まります。とくに子供は花に顔を近づけたりしゃがみ込んだりしやすいため大人以上に刺されやすい姿勢になりがちです。花壇に蜂が集まっているだけの時もありますが同じ場所に戻る近づくと音がする低い位置からまとまって飛び出すという変化がある時はその場を使わない判断が必要です。初期対応としては近づかず家族へ場所を知らせ水やりや除草を中止して離れた位置から出入りだけを確認します。刺された場合はその場から離れて患部を洗い冷やし息苦しさや全身のじんましんやめまいがあれば医療機関へつなぎます。
花壇に巣をつくる蜂の種類と攻撃性について
花壇に巣をつくる可能性がある蜂の種類と攻撃性は以下の通りですが実際の危険度は種類だけでなく巣の近さと人の動線によっても変わります。花壇は花の蜜を集める場所でもあり営巣場所にもなり得るため飛んでいる蜂だけを見て判断しないことが大切です。とくに水やりの蛇口や散水栓が近い場合は毎回同じ位置に立つことになり巣の防衛範囲へ入りやすくなります。
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ミツバチ(蜂科)
・ミツバチは花粉や蜜を集めるために花壇を訪れますが一般的には自分から人を追って攻撃することは多くありません。花壇でよく見かける蜂の中では比較的おとなしい部類ですが巣が近くにある場合や強く刺激した場合は刺すことがあります。花の周辺に来ているだけなのか同じすき間へ集中的に戻っているのかを見分けることが重要です。花壇の近くの壁や箱状の空間に群れで入っている時は内部営巣の可能性があるため入口をふさいだり手で払ったりしない方が安全です。
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スズメバチ(蜂科)
・スズメバチは花壇を餌場として利用するだけでなく地面に近い空間や石の間や建物のすき間を巣の場所にすることがあります。自身や巣を脅かすと強く防御し顎を鳴らす威嚇や接近飛行のあとに刺すことがあります。特に巣が近くにある場合や人が何度もその場所へ近づく場合は攻撃される可能性が高まります。花壇では除草や植え替えや散水のたびに刺激が重なりやすく巣が見えない分だけ危険を見落としやすいです。巣が疑われる時は自力で探したり処置したりせず害虫駆除業者へ相談するのが安全です。
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アシナガバチ(蜂科)
・アシナガバチは軒下に巣を作る印象が強いですが低い枝の裏や支柱の陰や物置に近い花壇の縁などにも作ることがあります。スズメバチほどの威圧感はないものの巣の近くでは防衛行動を見せ刺すことがあります。花壇では葉に隠れて開いた巣が見えにくいことがあり水やりの際に初めて気づく場合もあります。比較的小さな巣でも人の動線に近ければ危険度は高く子供が通る位置や手入れの頻度が高い位置なら早めの相談が望まれます。
花壇に巣をつくる蜂の攻撃性は種類だけでなくその時の状況で大きく変わります。一般的にはミツバチよりもスズメバチやアシナガバチの方が巣を守る反応が強く見られます。大切なのは巣へ近づかないようにすることと気になる音や飛び方を軽く見ないことです。花壇は安全に見えても人が頻繁に手を入れる場所であり子供も近づきやすいため注意が必要です。近づいた時だけ音がする同じ場所で蜂が出入りする地面近くから飛び出すといった変化があれば花壇の使用をいったん止め害虫駆除業者に相談して適切な対策を取ることが安心につながります。