室内に侵入してくる場合も報告されている

修理隊

日没後に活動をするモンスズメバチ

東南アジアに生息するヤミスズメバチ属の一部が夜行性の種として知られていて夜間灯火に飛来して刺傷被害の原因となることがありますが日本ではそのような蜂が身近に定着しているわけではないと考えられています。日本に生息するスズメバチの多くは基本的に昼間に活動しますがモンスズメバチのみは日没後もしばらく巣の外で活動することが知られています。そのため巣が近くにあると街灯に群がったり室内の明かりに引き寄せられて侵入してきたりキャンプや屋外作業の灯りの周辺に働きバチが飛来したりすることがあり夜だから安全とは言い切れません。蜂の巣駆除の現場でも日没後に灯火のまわりへ大きな蜂が集まるときは近くに巣がある可能性を考える必要がありとくに外水栓の近くや倉庫の出入口や駐車場の照明付近では夜間の確認作業を急がないことが大切です。

郊外の公園で昆虫を探す目的で夜間灯火採集を実施していたところ100頭以上ものモンスズメバチが灯火に集まり2人が刺されたという報告があります。時間は午後9時過ぎで日没後かなり時間がたっていましたが緑地内は他に照明が少なく採集灯の明かりへ集中的に引き寄せられたと考えられました。これほど多数の個体が灯火に集まる場合は比較的近くに規模の大きな巣がある可能性が高く実際に調査を進めると少し離れた高台で巣が確認された例もあります。夜間に蜂が集まると暗さのため飛ぶ方向や巣の位置が読みづらく人が慌てて動くことで刺傷の危険が上がります。灯火周辺で多数の蜂を見た場合は捕まえようとせず明かりから離れ出入口や通路や水道設備の付近に人が近づかないようにしてから害虫駆除業者へ相談する流れが安全です。

日没後の蜂の活動

一般的に蜂は日没後には活動を弱めて巣に戻っていることが多いです。ただし照明や人工光に誘引されることがあるため夜間でも注意が必要です。特に街灯や車のヘッドライトや人工的に照らされた建物の周辺に巣がある場合は蜂が飛び出してくる可能性があります。夜間に蜂の活動がある場合は蜂が光や振動や人の動きに刺激を受けて興奮している可能性があるため避けることが望ましいです。昼間なら見つけやすい巣口も夜間は見えにくく壁のすき間や戸袋の奥や屋根まわりにある巣は位置の特定が難しくなります。玄関灯の下やベランダ照明の近くや外流しの明かりの周辺で大きな蜂が何度も飛ぶときは巣が近い合図になることがあり照明を消す前に人が安全に移動できるかを確認しておくことも重要です。

全ての蜂が活動を止めるのか?
全ての蜂が日没後に活動を止めるわけではありません。多くの蜂は日没後には巣に帰り活動を止める傾向がありますが種類や環境条件によっては夜間にも動きが見られることがあります。日本の身近な蜂の中ではモンスズメバチが日没後もしばらく活動することで知られていますし巣の近くに強い照明があると他の種類でも一時的に飛び出すことがあります。夜に蜂を見たからといって種類をすぐに決めつけず明かりとの位置関係を見てください。街灯の真下だけに現れるのか建物の壁面に沿って出入りしているのか樹木の方から来るのかを遠くから見ることで巣のありそうな場所を絞りやすくなります。暗い時間の自己確認は転倒や追加の刺傷につながりやすいため見分けより安全確保を優先することが大切です。

夜間に活動する蜂の蜂毒について
一般的に夜間に活動する蜂の中にも人間にとって危険なものが存在する可能性があります。夜だから毒が弱いということはなく刺されれば昼間と同じように強い痛みや腫れや全身症状が起こるおそれがあります。特にモンスズメバチのように体が大きい蜂が灯火の近くで興奮した状態にあると複数回刺される危険もあります。夜間に蜂に刺された場合はその場で蜂を探そうとせずまず明かりの場所から離れて安全なところへ移動し流水で患部を洗い冷やして下さい。息苦しさやじんましんやめまいや吐き気がある場合は速やかに医療機関へ相談することが重要です。夜の屋外では近くの水道が巣に近いこともあるため安全に使える場所まで移動してから洗う判断も必要になります。

蜂が日没後に活動しない理由
蜂が日没後に活動しない理由は以下のような要素が関与しています。夜間に活動が少ないことを理解しておくと逆に夜に蜂が集まる場面が異常の合図だと気づきやすくなります。

・光の影響
蜂は光を利用して餌を探し巣に戻る昼行性の昆虫が多く日光や明るい光があることで行動しやすくなります。日没後には自然光が弱まるため活動が減少します。ただし人工照明があるとその周辺だけ行動が続くことがあり玄関灯や街灯や作業灯の近くで蜂を見かける原因になります。夜間の駆除や確認で強いライトを長く当てることも蜂を集める要因になるため注意が必要です。
・温度の影響
蜂は体を動かすためにある程度の温度が必要です。日没後は気温が下がり始め蜂の活動に適さない環境になるため活動を控える傾向があります。とはいえ真夏の夜や照明が多い場所では完全に静かになるとは限りません。熱のこもる外壁や室外機の周辺や給湯器まわりや屋根裏の近くでは夜でも蜂が動いていることがあり水道設備や配管の点検時に出会う可能性もあります。
・エネルギーの節約
蜂は巣に戻って休息しエネルギーを節約することが重要です。日没後は餌が少なくなるため蜂は巣内で静止し体力を回復させる時間として利用します。そのため通常は夜に巣の外へ多く出てこないのですが明かりや振動や巣への接触などで防衛行動が起これば夜でも飛び出します。夜のベランダや庭で物を動かしたり物置を開けたり外水栓の近くで大きな音を出したりすると巣が近い場合には危険が高まります。

以上の要因により蜂は日没後に活動が低下します。ただしモンスズメバチのように一部の蜂は夜間にも活動することがあり灯火や建物の照明に引き寄せられる場面では刺傷事故の危険があります。蜂に遭遇する可能性がある場合は常に警戒心を持ち適切な予防策を取ることが重要です。日没後に大きな蜂が何度も現れるときや照明のまわりへ集まるときや壁のすき間から出入りしているように見えるときは近くに巣がある可能性を考え自分で確認や駆除を進めず害虫駆除業者へ相談することが大切です。とくに通路や玄関やベランダや屋外の水道設備の近くで夜間に蜂が出ると生活への影響が大きくなるため早めの対応が役立ちます。


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